自動電源切替器作り 〜テスト編〜

Pocket

構想からテストまで随分と時間がかかりました。切替器とボックスが中華製の商品のため、届くまでの時間がかなりかかりました。発注したのを忘れるぐらい。

とりあえずメインの自動切替器が届いたのでテストをすることにしました。まだ届いていない部品(中華製です)がありますが、それを待っていると切替器がもし思い通りの商品でない時は、返品手続きしないといけないので少し慌ててテストです。

まずはテストのための仮組です。

久しぶりの電工作業でワクワクしながらやってます。切替器の仕様書はないに等しいので、探りながら結線しました。導通テストや電圧のかかり方を何度も確認しての結線です。電圧は供給元と同じ電圧で異常はありません。出力側も同じ電圧です。異様な電圧がかかっているところも見当たりませんでした。商品としては問題ないと判断しました。

初めに片側(インバーター経由を想定)の電源だけ繋いでみて動作確認しました。問題なく動作します。最初切替は自動で行われませんでした。説明書を再度確認して恐らくリード線の接続が必要かと判断し、結線。改めて電圧や異常電圧のチェックをしました。問題なかったので、切替のテスト実行です。無事自動切り替えしました。手動切替にも問題ありませんでした。

次はもう一方(ポータブル側を想定)からの電源も接続し同様にテストしました。電気がぶつかることもなく、無事切り替えができました。切替からの復帰も問題ありませんでした。電源アウトプットは電化製品をつながず、電圧だけチェックしました。つながなくてテストしましたので、切替に伴う瞬断が発生するかまでの確認はできていません。恐らく大丈夫そうです。

切替も復帰も瞬間的に行われます。ただし、かなり大きな音がします。リレー切り替えてるので当たり前ですけど、最初はびっくりします。うちのパピちゃんに外部電源を接続した時の切替音とよく似てると思います。

切替器の仕様は定格110V63Aとなっています。エアコン電力を自動で切り替えるには、十分許容される範囲です。エアコンは暖房で使っても最大電流15Aです。余談ですが、今後は冬の暖房にエアコンも使えます。速暖性はエアコンがいいと思います。あったまったらあとはFFヒーターで。

あとは切替器の切り替え時間ですが、どこを探しても記載がありません。Amazonの商品説明欄に「常時電源供給」とありましたので、これを信じるだけです。実際の動作を見た限りでは、恐らく数十ミリ秒の世界です。コンピュータのような機器であれば落ちてしまうところですが、エアコンなら大丈夫だろうと思います。

キャンカーの王様 Littleをもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む

タイトルとURLをコピーしました