キャンピングカーにおける電気システムを「リビングを中心として利用する電化製品を使うための電力供給と蓄電及び発電の仕組み」と定義する。
なんてまあ堅苦しい表現ですが、要するにキャンピングカーでどうやって電化製品を使うかです。
電気システムって、キャンカー乗りが10人いてキャンカーが10台あれば10通りのシステムができます。「どれが良くてどれが悪い」ではなく、10通りのやり方があるということです。優劣なんかはありません。
ただ、私が考える電気システムは「分相応で過剰な設備はいらない、バランスの取れた電気システムが望ましい。」と思っています。お金をかけてシステムを充実することよりも少しの工夫でやりくりすることが大切で、そのためには「蓄電・充電・給電」のバランスと合わせて、「費用感」が大切だと考えています。
蓄電 必要な電気を貯める
電気を貯めるバッテリーの種類と容量
充電 使った電気を補う
走行充電,ソーラー充電,外部充電をどう使うか
給電 電気を使う
12V系,100V系。どのような電化製品を使うか
キャンピングカーを選ぶとき、どのような使い方をするか考えて選びました。電気のシステムも同様で、キャンピングカーをどのように活用するかが大きく影響します。
次回は復習の意味も込めて「キャンピングカーの使い方」について整理しようと思います。