緊急事態。バルブに亀裂が、

妻からの運転依頼。東京まで出かけます。今回は娘も一緒に2泊3日の旅です。私は基本運転だけですが、少し寄り道して沼津港でグルメ。少し前に観たテレビで「アジフライ」を食べたいという思いで、こちらに立ちる予定でした。しかし、いろいろあるものです。今回はタイヤのバルブに亀裂が。

運転中に突然アラーム音が響きました。何が起こったのか一瞬戸惑いましたが、タイヤ空気圧センサーからのアラームでした。確認すると右側後輪の空気圧が減少し、4.0BARを切りました。高速道路走行中でしたので、慌てて停車できる場所(左側路側帯)に緊急停車です。確認すると空気が漏れているようです。停車時点では3.0BARだったのですが、どんどん空気は漏れてあっという間に3⇒2⇒1⇒0BARになりました。場所は伊勢湾岸高速道名港中央下りインター入り口付近。名港中央大橋を渡るところです。

最初はパンクかと思いました。少し前にパンクしたことがあったので同じと思いました。すぐさまJAFへ連絡しましたが、現場到着まで2時間かかるということでした。待つしかないので待つことにしました。30分くらいしたときでしょうか。JAFの車が到着したので、早く来ていただいたと思ったら、実は安全確保するためにコーン持ってきていただいて、旗振りしていただくとのことでした。三角停止表示板を出していたのですが、片付けました。(余談ですが、高速道路で故障停車中に停止表示板を出していないと警察に安全義務違反で切符切られるそうです。JAFの隊員の方が言ってました)ナビ画面見たら「故障車あり」の表示。

JAFの隊員の方が到着してからはあっという間に作業が終了しました。30分かかってないと思います。カムロードのタイヤ交換は大変だと聞いていましたが、全然早いです。手際がいいです。その後JAFの方が基地に戻るということで、タイヤ修理されるのであれば戻る方向にスーパーオートバックスがあるので、良ければそこまで先導して連れて行ってくれるという親切さ。非常に助かります。ちなみにJAF会員のおかげで今回の高速道路上の作業も標準作業範囲内ということで無料でした。本当にありがとうございます。

ところがここから厄介な話になります。なんとスーパーオートバックスのピット作業がいっぱいで2時間待ち。しかも2時間待って修理ができるかどうかの判断をするということです。2時間待って「やっぱり駄目でした」ということもあるということです。基本キャンピングカーは対応していないということでした。すでにタイヤは外れているのでバルブ交換は可能と思いますが、そのあとのスペアタイヤとの交換作業はできないということらしいです。しかもキャンカーのタイヤはトラックと一緒で扱いが違うとのことで基本バルブ交換もできないということでした。これでは待っていても無理と判断し、ガソリンスタンドの「宇佐美さん」を探し、一番近いところを見つけて向かいました。

宇佐美さんに早速相談すると「うちでは無理」という断り。手いっぱいでスタッフがいないこととトラックは対応できないということでした。宇佐美さんはトラック対応しているはずだと思っていたのですが、街道筋の大型店でないと対応できないということでした。ちょっとがっかりです。改めて少し離れますが、街道筋の宇佐美を探し、今度は電話して確認しました。でもやはり断り。理由は忙しい。何ともならず。

困った私は車検でお世話になっている日産ディーラーさんに電話しました。ここの担当者が自動車保険もお世話になっている方で、スーパー営業マン。いろいろ探してくれて、名古屋市港区にある「タイヤ館」を探して話を付けてくれました。ここに向かい無事タイヤバルブ交換をして、スペアタイヤとの交換もしていただきました。よかった。

このあと再び5時間遅れで東京に向かいました。沼津港のグルメはまた今度。

無事タイヤ交換を済ませましたが、残り3本のバルブもいつ亀裂が入ってもおかしくないので、さっそく新しいバルブに交換する手はずを整えました。同じキャンカー仲間の方からトヨタハイエース用鉄チンホイールでも使えるスチールバルブの存在を教えていただきましたので、これをお取り寄せ。12月の法定点検時に交換していただくこととなりました。

これで2度もタイヤ空気圧センサーに助けられました。パンクやバルブ劣化に伴う亀裂は防ぐことはできませんが、そのあとの迅速な対応は可能です。気づかずに走り続ける危険は回避できます。今回も知らずに走り続けていたら、高速道路だけに恐ろしい結果になっていたかもしれません。そういう意味では命拾いした感覚です。皆さんもぜひタイヤ空気圧モニター取り付けのご検討を。でも一番大切なのは運転するあなたの意識です。アラームなっても「またか」と思わず、すぐに対応する強い気持ちです。

コメント

  1. ex puppy より:

    乗用車とは違い
    プロスペックを要求しているのに
    ゴム製バルブについて私も?と感じてました
    早期発見早期対応は日頃の安全意識からですね
    次車はバルブセンサーつけようかな

    • puppy480 より:

      コメントありがとうございます。
      今回は助かりましたので、ブログアップできました。
      これからも注意していくことが大切ですね。
      たくさんの方がこのブログ見て、意識していただけるといいなと思ってます。
      身近にあることですから。

  2. のんべ~ より:

    お久しぶりです。
    タイヤの空気圧は何barですか?
    確か5.0bar以上は金属バルブのはずだったはず!
    TPMS取り付けなら2年毎にバルブ交換です、センサーの遠心力でバルブが切れます。
    オイラは後輪ダブルタイヤがゴムなのでスタッドレスタイヤ・ホイール注文時に外側だけ金属にしました。
    ただ内側のホイールに金属はエクステーションバルブが付かないのでゴムのままです。

    • puppy480 より:

      コメントありがとうございます。
      オールシーズンタイヤに交換した時に同時にバルブ交換も行いました。
      交換してから2年です。
      交換した後は、4.5~5.0bar で調整しましたが、走行すると5.0barを度々超えています。
      私のキャンカーは後輪もシングルタイヤです。センサーは取り付け問題なしです。

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