キャンピングカーの電気事情

キャンピングカーに乗り始めて9ヶ月になります。まだまだ本格的な活用になっていないので、寂しい限りです。週末1泊程度の利用だけです。車内で調理もしないし。だから電気事情と言っても電力不足で困ったことは全くありません。けれどキャンピングカーの電気事情について少しお話しできればと、うちのパピちゃんのお話です。

パピちゃんのサブバッテリーは、鉛105Ah×3本で315Ah。満充電時の電圧は14.2V(エンジン切った状態ですと13.8V)くらいです。残容量のパーセント表示は100%。でもあまり信用しすぎると痛い目に遭いそうです。ビルダーさんからも「電圧で判断してください。パーセントは参考程度に。」と言われています。

アンペア表示はマイナスになっています。(マイナスは充電している意味です。エンジンをかけてアイドリング状態です。)バッテリーが満タン状態なので、積極的な充電にはなりません。バッテリーが減っているときは、マイナス19Aくらいになります。アイドリングだけでなく、走行時もだいたいよく似た充電状況です。エンジンがかかっている時の充電量が19Aくらいということです。

パピちゃんにはソーラー充電器がついています。480Wのソーラーです。天気の良い日には、走行充電と合わせて、30A以上の充電で50Aを超えることもあります。まずまずの充電量だと思います。

パピちゃんは走行時の電気利用は、直接オルタネーターの発電を利用しています。走行時に家庭用エアコンをつけると、サブバッテリーを消費せずにオルタネーターからの電気を使います。そうしながらサブバッテリーの充電も行うそうです。エンジンがかかっているときは、サブバッテリー利用しない仕様みたいです。

パピちゃんの充電方法は3種類あります。①走行充電 ②ソーラー充電 ③外部充電 の3種類です。それぞれの充電方法は独立しており、同時に充電することが可能です。その場合は、サブバッテリーの状態によって充電が継続されたり、終了したりするそうです。自動で制御されるため、何もすることはないようです。

昨年7月に納車されてから、まだ一年たっていません。去年の夏、エアコンを利用しましたが、電気が足りないことはありませんでした。連泊することがなかったですし、連泊しても天気が良くてかつ移動時間が長かったので、その日のうちに満充電状態です。今年の夏は初めての長期連泊(7泊8日)を計画しているので、多少の心配もありましたが、このほど力強い味方を導入しました。ポータブル電源です。ポータブル電源については以前のブログにも上げていますし、今後利用状況を報告できればと考えています。

去年の夏の経験からのお話です。エアコンは夜寝る時に使います。宿泊予定地に到着前からエアコンをつけてリビングを冷やしておきます。宿泊地に到着するとエンジンを切って、サブバッテリーだけでエアコン稼働となりますが、事前に冷やしてあることと設定温度を26〜28度で調整しますので、消費する電気料は意外に少なく30Aくらいです。リビング照明、テレビ、ナビ、冷蔵庫を使っていても40Aくらいだったと思います。バッテリーの残量は100%からスタートです。翌朝7時頃には60%くらいでした。テレビや照明類は寝る時に消すので、22時過ぎにはエアコンと冷蔵庫だけになっています。エアコンの設定温度は26度で弱で運転だったと思います。今思うと結構ギリギリまでサブバッテリー活用していたんだと思いました。

今年の夏はもっとしっかり電気事情を観察しようと思います。少し長くなってしまいました。もう少しお話ししたいことがありますが、今回はこの辺りで終わります。またの機会に電気事情のお話をします。

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