今年1月の終わりにサブバッテリーを鉛ディープサイクルバッテリーからリン酸鉄リチウムイオンバッテリーに交換しました。容量は同じ300AHで、バッテリーだけの単純なトレードです。周辺機器やケーブルの太さはそのままで使っています。ただし、周辺機器の設定はリチウムイオンバッテリー用に変更調整しました。難しい作業ではなく、単純なスイッチの切り替えの変更です。
交換して1ヶ月ほど利用してきましたので、軽くレポートです。気になる方には気になる情報です。
季節が暑い時期ではないので、我が家では大きな電気を使うことが少ないです。そのため普通にキャンピングカーを1泊で利用していてバッテリー残量が80%を下回ることはありません。充電は問題ないというか、そのような状況にまだ至っていないところです。走行充電やソーラー充電で意識しなくても満充電状態になっています。鉛との違いはほぼないです。
大きな負荷として電子レンジを使ってみました。レンジの電源を入れても、電圧降下が少ないです。通常13.2〜13.8Vの電圧が12.7V位までしか下がりません。その後バッテリーの容量は減っていきますが、電圧はほぼ下がらず、無負荷になると13.2V以上になっています。リチウムにして安心感があります。
うちのバッテリーは100AHのバッテリーを3台並列で横並びで設置しています。プラスとマイナスのケーブルはそれぞれ逆のバッテリーからインバーターへ繋げています。これはごく普通に一般的な並列時の繋ぎ方ですが、こだわる方は各バッテリーから均等に電力を引き出すためにケーブルの長さを均等にする方もみえます。
今回携帯電話にバッテリーモニターアプリをインストールして各バッテリーの状態が把握できるようになりました。初めて各バッテリーの繋ぎ方による電流の違いがわかりました。単純に各バッテリーの容量が均等には減っていきません。一番減りが早いバッテリーはプラス極側で、その次がマイナス極側、減りが少ないのは間に挟まれたバッテリーです。それぞれのバッテリー残量が82%,84%,88%でした。結構差があるなと驚きました。
これからエアコンが活躍するシーズンがやってきます。実際の使用によってどのくらい電気が減るのか、どれくらいで充電できるのか、残量何%まで使えるのか、楽しみです。