2025福島の旅は暑かった 番外編

今回の旅ではいろいろとトラブルになりました。出発直後に左前タイヤの空気が減ってアラームが鳴りました。直ぐに自宅に戻り、空気を入れ直しました。念のため空気入れも持参することに。出かける前に空気圧チェックして入れたはずなのに。

その後問題なく走れていたので安心していたら、往路の途中で空気圧が下がってきました。3.9barを下回ったので、空気入れで空気を入れてバルブのネジを少し閉めなおして出発しました。その後帰る時までときまで空気圧の異常はありませんでした。

ところが、帰宅している時に空気圧アラームが鳴り出しました。早速空気を入れました。パンクではなく、バルブからの空気漏れです。バルブのネジを締め直したら漏れが無くなったのでそのまま帰宅することにしました。

下りの足柄SAで車中泊して朝起きたら、左前タイヤの空気がほぼない状態でした。空気入れで空気を入れるもバッテリー切れ。やむなくJAFをコール。1時間ほどできていただき、タイヤ交換するか空気を入れて様子みるか。結論は空気入れてバルブネジを再度締めて走行することにしました。帰宅途中でやはり空気が少しずつ減っていくので、気にしながら途中の岡崎SAで空気入れて走りました。1回の空気注入で無事に自宅まで到着。走行中は気が気でない。ゆっくり走って帰ったので結構予定より遅くなり、自宅に到着できたのは17時近かったです。

自宅で空気入れて様子見ましたが、わずかづつ減っていきます。減り方が一様ではない感じです。帰宅して直ぐタイヤ交換の予定でしたが、バルブも新たに手配していただくことにしたので、バルブが間に合わず、現在交換できないままの状況です(バルブは1年前に交換したばかりだったので、今回は交換する予定ではなかったのです)。お盆休みも重なり、タイヤ交換作業は8月下旬になりそうです。現在はなるべく乗らないように。それでも空気が抜けてタイヤがぺちゃんこになったりならなかったり。

タイヤだけでなく、別の問題も発生してました。走行充電器の不具合。もう何回目だろうか。今回は一歩間違えれば大惨事、車ごと燃えていたかもしれません。初期型のpuppy480に付いている走行充電器用の外部ヒューズケースが熱を持ち、焼けました。変なにおいがしたので慌てて車を路肩に止めました。エンジンルームを開けてみたけど、匂いの発生源ではなさそう。電気系統を疑い、セカンドシートを開けると、シート下に白い煙が充満していて、煙がもくもく湧き上がってきました。びっくりするぐらいの煙の量です。窓を開けて換気したら、走行充電器外部のヒューズケースが溶けて焼けていました。一部ケーブルも溶けていました。一歩間違えたら車丸焦げです。

どうすることもできず、走行充電器の電源を切ってしばらくクールダウンしてから走り出しました。旅が始まって3日目のことで、走行充電器無しで旅を続けました。すぐにビルダーへの連絡をして対処方法の確認はしましたが、修理については自宅に帰ってから確認することにしました。

自宅に帰ってからビルダーに確認したら、外部ヒューズを取り払ってケーブルを直結する工事を支持されました。きちっとした工具を持っているか聞かれたので、「大丈夫です」と答え自分で作業を行いました。ビルダーに聞いたら、現在は「必要のないヒューズ」ということでヒューズは無くしているとのこと。それはきちんと周知していただく必要があると思いましたので、メールで申し入れしておきました。

長期旅に出ると、いろいろな経験をすることがあります。これからのキャンカー旅のためになると思って受け入れていますが、今回の電気系統の事故は驚きました。本当に早く気づけて良かったです。おかしいなと思ったら、すぐに確認することを学びました。皆さんもいろいろあると思いますが、早めの対応が肝要かと。

今回の事故で改めて「電気の怖さ」を実感しました。ケーブル接続ひとつとってもしっかりと接続しないと、発熱で焼けたり焦げたり大変なことになります。今まで自分で改造(?)してきたことも自分ではしっかり作業したつもりでしたが、より緊張感をもって今後対応したいと思いました。

そのためには作業に使う部材の品質も大切ですが、道具も大切です。しっかりとした工具を手に入れて作業しましょう。私も最初は安価な圧着工具を買いましたが、すぐにいいものに買いなおしました。いい道具は作業も楽になりますし、確実性が高まります。お値段はそれなりにかかりますけど。

コメント

  1. ex puppy より:

    せっかくの旅行不安いっぱいで大変でしたね
    毎度?お馴染みの走行充電器ですが
    一般論では
    ケースが溶ける温度になる前にヒューズが溶断するはずがケースが先に溶けるのは
    取り回しケーブルの細さかヒューズケースのキャパシティと素人なりに推察します
    ビルダーはヒューズケースは不用との判断をしたとのことでキャパシティが原因かとなりますね
    回路はオーソドックスで使用機材も一般的となると何が原因か調べてほしいですね
    ビルダーはオーナー以上に危機感を持っていただきたいですね
    またカスタムしたユーザーを自己責任で突き放すのは楽ですがそこまで予想して注意を促す行動もアフターサービスのひとつだと思います

    • puppy480 より:

      いつもコメントありがとうございます。
      ヒューズがうまく切れなかったのか切れたけど接続状態が維持されて熱が発生したのか
      いろいろと想像しましたが、結論はよくわからないです。
      ビルダーとしての製造責任は理解されているのかはなはだ疑問の対応でした。
      でもまる焼け免れたことはほんとうに幸いです。

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