以前乗り始めてから1週間経って分かったことを書きました。今回は2ヶ月経って分かったことをレポートします。
- キャンピングカーの運転にはやはり気を遣います。今までの乗用車(パジェロロングに乗ってました)とは違います。長さと車幅はそれほど気になりません。うちのパピちゃんは長さ485cm、車幅174cmですので、そこまで大きくないですから。当初の思惑通りです。大きく違うのは、右左折時のハンドルの切り込み量とタイミングです。バックも同じです。前輪位置がシートの下にあるので、その場で左右に切れ込んでいく感じです。切るタイミングが早くなりすぎて、後輪による巻き込みに注意が必要です。だいぶ慣れてきましたが、これが要注意です。慣れた頃が一番やらかしてしまうので。あともうひとつ高さです。感覚がつかめていません。特にバックで下がる時は、軒先が出ているところなどが怖いです。下ばかりに気を取られると、軒先にぶつけてしまいそうで。あと道路標識も注意が必要です。ドアミラーがギリギリ通過しても標識部分はさらに上にあり出てますので、引っ掛ける心配があります。要注意です。
- 運転席および助手席への乗り降りが大変です。カムロードベースのキャンピングカーなので、トラックの認識である程度は想定していたのですが、想定以上に大変でした。(歳を重ねるともっと大変かも。)妻は助手席の乗り降りで、降りる方が大変だと言ってます。私は、運転席側上部のアシストグリップを後から購入して取り付けました。乗る時に利用しています。腕力が要りますが、乗りやすくなりました。あと駐車場で横に車がある時の乗り降りは大変です。ドアを大きく開けられないので、すごく大変です。降りる時は狭い幅で飛び降りる感じです。留める時はなるべく両側に車がいない所を探して留めます。
- リビングへの乗り降りも想定した以上に段差が気になりました。車内部分の段差は、小さなステップが作ってあり、これが便利に機能しています。車外から乗り込む時はまだ大丈夫ですが、車外へ降りる時は、意外に段差があることに気付きます。ステップか何か必要かと考えてはみましたが、今はこのままで。必要な時が来るかもしてませんが、その時考えます。
- 座席シート下にあるエンジンが熱くなるので、夏場はシート下の熱さが気になります。特に助手席の足元(太ももからふくらはぎにかけての部分)は熱いです。妻も助手席から後部リビング席に移りました。冬場は逆に暖かくて都合良いかもしれません。もう少し様子を見て、シート下エンジンルームの断熱を行うか考えます。
- シフトレバーインジケーターの照明が有りません。ギアが今どこにあるかは、運転席メーターパネル内に表示されていますが、シフトレバーにあるドライブレンジの表示は照明がありません。夜になると真っ暗で、シフトレバー表示部に灯が欲しいと思いました。今現在照明器具を探しています。良い商品が見つかったらDIYします。
- 走行中に少し強めのブレーキングでのGや路面の凹凸でキャンピングカーが跳ねたりした時、よくリビングに設置しているものが飛んだり、倒れたり。色々考えて設置していますが、それでもダメなことがあります。IKEAで購入したワゴン(小)を置いていて、これが便利なんですが、設置に困っています。よく倒れるし、走ります。今はニトリで購入したワゴン固定用の器具を使い、マルチルームに設置しており、倒れることはなくなりました。この2ヶ月で学んだことは「片付ける」です。必要なものであっても、使わない時は片付けることが一番の対策です。今1番気になるのは、冷蔵庫の中です。冷蔵庫から飛び出すことはありませんが、冷蔵庫の中では大変なことになることも有ります。取り出しやすく見やすい収納を模索中です。
- バンクベッドの片付けが大変です。バンクベッドを出す時は、ほとんど手間がかかりません。力もいりません。片付ける時は、力が必要になることと1人では上手くいかない。2人でやれば、比較的簡単に片付けられます。あと、バンクベッドへ上り降りするラダーが大変。これは出す時も片付ける時もどちらも。重いことで取り回しが大変です。ラダーは半分に折りたたむ構造になっていますが、折りたたんだり広げたりの取り回しがリビングが狭いこともあり、気をつけないと天井や壁にぶつけてしまいます。(何度もぶつけましたが、大ごとにはなっていません。)
- オプションで取り付けた電圧電流計(ワイヤレスタイプ)の操作方法がわからない。ビルダーに聞いても教えてくれない。っていうかわからないと言ってました。不満でした。色々調べて、やっとバッテリー残量のパーセント表示をリセットする方法を学習しました。この表示は、バッテリーの残量を表示しているのではなく、充電量と使用量のプラスマイナスを積算しているため、充電ロスなどは考慮されていないようです。したがって、長期にわたって利用しているとその数値は大きく実際の残量とずれてきます。(そのほかにもずれる要素があります。)したがって、満充電した時に数値をリセットすれば、その時点で100%表示が正確な状態になります。選択ボタンを押して「CLR」に合わせて、OKを2回押すとリセットされます。ぜひ試してみてください。
- ソーラーパネルをオプション設置しましたが、これが良い。480Wのタイプです。かなりの発電をしているようで、エアコンを使って、冷蔵庫も使っていても晴天時はぐいぐい充電してくれます。走行充電と合わせると、なかなかの充電量です。天候次第というところはありますが、絶対おすすめのオプションです。さらに現在の我が家の利用方法は、週末日帰りもしくは1泊旅ですので、自宅横の青空駐車で補充電してくれます。鉛バッテリーですので、満充電にしておくことで、バッテリー延命にも一役買ってくれています。
- リアカメラの水滴付着が気になります。雨が降るとリアカメラの映像がぼやけることがあります。雨粒が付着してぼやけた映像になります。バックする時かなりわかりづらく、直接見に行くこともあります。雨降りだから億劫になります。でもぶつけるの嫌だから、確認しています。最初撥水性の液体を塗布して様子みましたが、うまくいきません。後日リアカメラの雨粒付着を無くす商品(親水性)を見つけて塗布しましたが、やはりうまくいきません。最終的にはカメラカバーを付けようか悩み、キャンカーオーナーの皆さんにお伺いしました。回答はやはり難しいとのことでしたので、諦めることにしました。最終的に親水性の商品で対応してます。