電気について考える キャンカーの使い方

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初めてのキャンピングカー購入で、おそらく私にとっては最後のキャンピングカーになると思っています。だから購入時にはその時の知識を総動員して選んだつもりでしたが、知らないことが沢山ありました。特に電気についての知識は乏しかったです。

でも今できることでより良い電気システムを構築するために今一度キャンピングカーの使い方を「電気の面」で考えようと。

  ①どのくらい電気を使うのか(≒何泊するか)

  ②どんな電化製品を使うか(いつ,どこに行くか)

  ③運用方法は(どこで車中泊するか)

この項目を自分の活用に照らし合わせて考えると、自分に合った電気システムが見えてきます。

我が家は、

  ①3泊程度 

  ②夏はエアコンフル稼働 冬は雪深い所は避ける,FFヒーター全開

   年間通じて電子レンジ,IH調理器,電気ケトルを使う

  ③無料で使える駐車施設中心でたまにはキャンプ場やRVパーク

今はこんな感じです。

完全リタイヤすると①は10泊とかになってくるかもしれませんが、それはその時にまた考えることに。

我が家では分相応な電気システムを考えていますので、「工夫すること」が大切だと思っています。工夫することも含めてキャンピングカー旅の楽しみ方ですから。工夫するために「何が譲歩できて」、「何が我慢できない」かを考えておくことが大切です。自分や一緒に行く人の話を聞いてこの辺りを整理しておくことです。

ここでいう工夫は本当にちょっとしたことにしておくことがミソです。例えば、使う電化製品の消費電力を小さいものにする、車中泊する場所を考えて夏は高地へ行くとか車中泊する場所に3日に1回は外部電源が利用できるところを使うとか目的地へ移動する移動時間にエアコンでリビングを涼しくしておくなどの誰でもできる簡単なことがよろしいのではないでしょうか。無理は長続きしないし、我慢することばかりでは楽しい旅ができませんから。

ここで少し気を付けたいことがあります。それは、「安全」と「将来」です。

電気システムを考えるうえで、電気は使い方を誤るととても危険だということです。キャンピングカーではほとんどの方が電気システムにサブバッテリーを搭載されていると思います。このバッテリーが曲者で使い方を間違えると、感電や発火・火災の危険があります。また、重量もありますので、運転時のハンドリングやタイヤバーストの危険にもつながります。いずれも命の危険につながる可能性があります。長く乗る車だからこそ念には念を入れて。

また先ほどすこし触れましたが、長く使っていくうちに利用方法や考えが変わることがあります。よくあることだと思います。その時にはまた最適な電気システムをその時に考えればいいということです。しかしここで考えてほしいのは、分相応です。お金をかけてやりすぎないという意味での分相応です。将来が見えているならば問題ないですが、そうでないときはやりすぎは避けておいたほうがいいという自論です。そのほうがきっと電気システムの変更に柔軟性があるはずですから。

我が家のキャンピングカー利用は次の通りです。さっきの話の繰り返しですが。

 3泊できるであろう電気容量(リン酸鉄リチウムイオン300AH+ポータブル電源160AH)

 夏場のエアコンは積極的に使いたい

 電子レンジ,IH調理器,湯沸かしポットも使うけど、そんなに多くはない

 基本車中泊は無料の場所(外部電源はない)※電気の状況に応じて外部充電できる場所

これを基本として電気システムを考え、DIYを進めてきました。

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