先日うちのキャンピングカーのタイヤをノーマルタイヤからオールシーズンタイヤに交換しました。初めての経験でどのような走りを見せてくれるのか期待のもとにレビューしてきました。その前に少しなぜオールシーズンタイヤをチョイスしたのかお話しします。
① 私の住んでいるところは、わりと海に近く冬場でも雪がたくさん降るようなところではありません。平均すると冬シーズンに2，3回ほど積雪がある程度。
② 昔のように冬に雪深いところへ行くような行動をしないつもり。キャンピングカーの選択もそのように選びました。
③ 装着が面倒だからタイヤチェーンを使うのはできれば避けたい。というか使いたくない。
④ スタッドレスタイヤを買って、年2回タイヤ交換することが面倒です。保管しておく場所も必要になります。経費もかかります。
⑤ 日本全国キャンピングカー旅をするにあたって冬は雪が降らない地方に行けば良いと考えていましたが、この考えは甘かった。日本の冬に雪が降らないところはほぼありません。でも、私のような考えならば雪の影響はかなり少なくすることはできると思います。
以上のことを考慮してオールシーズンタイヤスノーフレークマーク付きを選びました。一応高速道路での冬タイヤ規制であれば通行可能です（昨年新潟を訪問した時はこの規制にあい、高速道路を降ろされました。）。通行はできるけど、気を付けないとスタッドレスタイヤとは大違いですので。
今後オールシーズンタイヤの選択も考慮しても良いんじゃないかと思います。そのために今回の走行レビューを参考にしていただけるように、使う側になって生の声をお届けします。今までのカムロードノーマルタイヤ（ブリヂストンRD-613 195/70R15 106/104L）と比べての印象です。
◎ 購入タイヤ コンチネンタルVanContact 4Season 215/70R15 109R 24,800円/1本
・乗り心地 道路の凸凹の当たりが優しくなり、良くなった感じがする。タイヤ幅が大きくなったことによる影響があるかもしれません。
・剛性感 違いは感じられません。しっかりしているような今までと同じような。
・コーナリングの踏ん張り コーナーを少し強めに攻めると踏ん張っている感はありますが、ロールは強く感じます。タイヤの柔らかさを感じ、しなっているように感じます。これもタイヤ幅195⇨215の影響が強く出ているようです。
・振らつき具合 ショックとサスの影響が大きくなるので、タイヤ交換での違いは感じられません。風が強いとやはりキャンピングカーの宿命である横揺れはあります。タイヤ幅が少し大きくなったからでしょうか、以前より横揺れが安定しているように感じます。風の強さがそれほどでもなかったのかは定かではありませんが。
・タイヤ音 今までより静かに感じます。50km、運転席窓全開による走行でもロードノイズが大きいとは思えません。むしろ風切り音の方が気になりました。しかし、高速道路100km走行では路面の状況によってはかなりロードノイズが発生しています。雨が染み込みやすい路面ではそれなりに大きなタイヤ音が発生していました。
・見た目 個人差があるので、なんとも言えず。私的にはブラックが精悍で引き締まった感じがします。黒鉄ホイール悪くない。タイヤワックス掛けてホイールコーティングも掛けたので、黒光りしています。
・耐久性能（減り具合） まだ乗り始めたばかりで分からず。感触では、少し柔らかめなので、減りは早いと考えます。
・高速道路性能 時速100kmで走行。これが今までに比べてすごく安定しています。安心感があって信頼できるタイヤです。これにはタイヤ幅も大きく影響していると思います。トラックの追い越しが体験できていませんので、どうなるか気になります。
・雪道性能 まだ雪と凍りは未体験。一番気になる性能ですが、できれば雪は避けたいところ。11月末の新潟訪問で体験するかもしれませんが。
・雨走行 以前のタイヤよりも少し雨でのグリップは弱いかもしれません。感覚的なものです。当たり前ですが、晴れてる時よりも雨はスリップしやすいです。たまたまですが、信号待ちの後、出だしでアクセル少し開け過ぎたらリアが空転してました。今までのタイヤでこんな事有ったか不明ですが、記憶に残っていません。ディーゼルは低速トルク有るので気を付けないと。
タイヤ幅が広くなったことによる好影響はかなりあると感じます。やはり全体的な走行パフォーマンスは上がっていると感じます。タイヤ交換は非常に良かったと判断しています。幅サイズアップも効果抜群ですね。
