CHARGER1の充電設定 その1

我が家のパピちゃんにBLUETTIのCHARGER1を取り付けてからもうすぐ半年が経ちます。いろいろとテストしながら使ってるけど、いまいちCHARGER1の動きがわからない。

BLUETTIへ問合せしたところ、「メインバッテリーの電圧が12.4V以下になると充電をストップする」ということでした。でも、それ以下になっても充電しているし、それ以上でも充電やめるし・・・(携帯アプリによるモニタリング)

パピちゃんのオルタネーター発電量は130Aです。その時のキャンピングカーの状況で発電量の余力が変わるので、これは状況把握が難しいと思います。そこでいろいろなパターンで状況の変化に応じた「CHARGER1の充電設定」が必要だと考えました。

あるブログ記事によると、「自動車の走行に必要な電力量は、60A」とありました。雨天時(+14A)や夜間(+25A)になれば状況が変わるため、もっとアップすることになり、100A近く必要になることもあるという記事でした。車種によって一様ではないため、この基準をベースに自分の車がどれぐらいになるかをシミュレーションするといいですね。クランプメーターがあって実際に走行状態にして電流量を測ることがより確かではありますけど。

うちのパピちゃんはディーゼルなのでエンジンが消費する電力量はガソリン車より16Aほど少ないということらしいです。(点火プラグが必要ないから)また、ヘッドライトもハロゲン(12A程度)からLEDに交換しているので、1/3程度になるとのこと。先ほどの数字をパピちゃん用に手直しすると、

 通常走行時(昼間) 60A ⇒ 44A  夜間走行時の+α 14A ⇒ 5A 

となりそうです。昼間の走行は45A、夜間は+5Aで50Aを基準と考えることにしました。

次に走行充電器とリビングの家庭用エアコンの運転状況による消費電力量です。サブバッテリーの充電が満充電でないと、走行充電は14A~20Aで充電しています。また、家庭用エアコンは夏に冷房として利用しますが、この時で最大700Wとカタログにあります。実態は最大900W(75A相当)以上、設定温度に達すると200W(16A相当)以下で稼働しています。またPuppy480の電気仕様上走行中の家庭用エアコン稼働はサブバッテリーの電気を使わず、オルタネーターからの電気を直接利用します。

これらの状況を整理すると、

 走行充電 + 家庭用エアコンフル稼働 ⇒ 89A ~ 95A

 走行充電 + 設定温度キープ稼働   ⇒ 30A ~ 36A

となります。

この状況を整理すると、サブバッテリー充電しながら家庭用エアコンフル稼働状態(昼間)であれば、オルタネーターへの電力負担は、140A(45+95)となり、オルタネーターの発電量(130A)を上回ってしまいます。CHARGER1の充電に回る余力は全くなく、むしろメインバッテリーへの負担が発生します。しかし、家庭用エアコンが設定温度キープ状態であれば、オルタネーターへの電力負担は、81A(45+36)となり、オルタネーターの余力が49A(130-81)あることになります。

あくまでも机上の話です。うちのパピちゃんにはソーラー(480W)が載っており、うまくいくと25A近く発電しています。これも考えるともっと複雑な場合分けになるので、あとは実際の走行でどのようにCHARGER1の充電量を設定しようか実験してみようと思います。

最近までCHARGER1の充電設定をポタ電の機種に合わせて設定する方法(我が家のポタ電はBLUETTIのAC200MAX)で、56V設定にしていました。しかし、発電量が0Wになることが多いので、昨日からカスタム設定で50Vにしてみました。しばらくこれで走行しようと考えています。これでも発電がうまくできないときは5V毎下げて実験しながら、最適なところを探します。

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