キャンピングカーって、いろいろな種類があることはみなさんご存じですよね。バスコン、キャブコン、バンコン、トレーラーなど。最近増えてきた軽キャンもあります。どの車種にしたらいいかって、結局は自分の利用方法が一番大切なのは当たり前なんだけど、私はそれだけでなく、日本の交通事情と自分の年齢(もうすぐ還暦)を考えた車種選定をしました。具体的には、
- 夫婦二人旅(利用方法)
- 車中泊(利用方法)
- 車内で立てる(利用方法)
- 日本の道路は基本的に狭い(日本の交通事情)
- 駐車場も狭い(日本の交通事情)
- 運転能力が劣ってくる(自分の年齢)
- 妻も運転する(その他)
の諸事情を考えた車種選定を行い、「Puppy480」にたどり着いたわけです。
車種決定までには、カタログを集め、雑誌を読み、レンタルキャンピングカーに乗ってみました。キャンピングカーショーにも足を運びました。Facebook でキャンピングカーのグループに入れて頂き、色々と情報を教えて頂きました。できることは色々とやってみて、とにかく情報を集めました。この期間約半年です。詳しく調べようとすればするほど、新たな疑問が湧いてきて、何が正解かわからなくなる時もありました。結局は、自分が何を優先するのかに行き着くことが多かったです。自分の考えを明確にする必要が有ります。
Puppy480のコンセプトは、まさに私の思いを具現化してくれてます。なんといっても、そのサイズ感が良いのです。485cm×174cm×275cm(全長,全幅,高さ)がいいんです。車内に入ると、思っていたより広いんです。この言い回しが微妙なところで、先ほどのサイズですから、大きいわけじゃないんです。だからコンパクトにうまくパッケージングされているんです。ゆとりはありません。その部分は犠牲になっています。でも、運転するには楽だろうと思います。(まだ納車前で、試乗しただけなので「思います」です。)また、コンパクトだから車重が軽いんです。走りがよくなるし、燃費もきっといい。歳を重ねると、運転能力も次第と劣ってくると思います。今は元気でも。長くお付き合いしたいキャンカーです。運転を考えると小さいほうがいい。妻も運転することを考えると、なお良い。
Puppy480のベース車は、カムロードです。知っている人は知っているトヨタのダイナのキャンピングカー専用チューニング版です。私は「2WDのディーゼルターボ」をセレクトしました。これも人それぞれの考え方になると思います。なぜ、「2駆のディーゼル」にしたのかというと、
- 低速域からトルクフルで力強いこと
- 燃費が良いこと
- 燃料代金が安価になること(逆に車体価格は高くなります)
- 冬は豪雪地帯にはいかないこと(2WDの理由)
- スタックするような場所に行かないこと(2WDの理由)
ということです。「Puppy480は軽量だからガソリンでも十分走れますよ」とお店の方にも教えていただきましたが、私のチョイスはディーゼルです。キャンピングカーはいつでも荷物満載で走っているトラックと同じなんです。走りに余裕が必要と考えました。