前回の電気事情の追加のお話です。今日は電気容量ではなく、電気供給経路の話です。「何のこと?」って思われる方が多いと思いますが、実際にキャンピングカーに乗り始めると知っていないとダメな情報です。別に難しい話ではないですが。うちのパピちゃんの場合です。
エントランス入ってすぐ左側の傘立てにメインスイッチがあります。(メインスイッチの下は入口足元照明のスイッチ)このスイッチをオンにすることで、全ての電源が使えるようになり、車を停めて外出するときはこの電源をオフにすれば全ての電源がオフになると思っていました。
しかし、室内天井および間接照明、水道蛇口、マルチルーム照明、冷蔵庫、助手席後部100Vひとくちコンセント,12Vシガーソケット、バンクベッド照明およびUSBコンセント、マックスファン、バンクベッドに後付け増設した100V二くちコンセントはメインスイッチと連動していますが、それ以外は連動していません。(下の写真の白い二くちコンセントは1500Wインバーターの別系統)
我が家ではキャンピングカーで旅に出ると冷蔵庫を使います。いつも冷蔵庫オンですので、メインスイッチをオフにすることはありません。従って、今お話しした冷蔵庫以外の電気は全て個別にオンオフを行う必要があります。メイン照明は、エントランス入口左側にリモコンを置く場所にして入ってすぐに照明オンオフできるようにしています。中まで上がってオンオフするのは大変ですから。それ以外の電源は基本オフになっていることが多く必要な時にオンするスタイルですので、特に支障をきたしたことはありません。
メインスイッチとは別に冷蔵庫側面には、別系統の電源関係スイッチがあります。サブバッテリーモニター、1500Wインバータースイッチ、FFヒーターコントローラーです。
サブバッテリーモニターは,充電状況を表しています。基本一番上のランプが緑に点灯していれば充電されている状態で問題がないということです。真ん中は使っていないので、消えています。下は説明時に気にしなくても良いとのことでした。本当は聞いておく方がいいですが、問題になってないのでそのままです。
1500Wインバータースイッチは、エアコン、電子レンジ、シンク横の100V二くちコンセント、助手席後部の白い二くちコンセントへ電気を供給しています。電子レンジは、エアコンと同時使用はできませんし、走行中の使用もできません。キャンピングカーを止めて離れるときは、その時の状況で個別にオンオフを判断しています。短時間の場合や室内を冷やしておきたいときは、エアコンオンのままにするので、インバータースイッチはオンにしておきます。
FFヒーターは独立しており、単独で電源のオンオフができます。車を離れる場合は、先程の1500Wインバータースイッチと同様状況に応じてオンオフを判断します。
キャンピングカー旅から帰ってくると全ての電源をオフにします。メインスイッチ、1500Wインバータースイッチ、FFヒーターコントローラーの3つをオフにします。たまにメインスイッチを切り忘れることがあります。本当にごく稀ですが。そのときは、冷蔵庫が稼働していることが多いです。
帰宅するとサブバッテリーの状況に応じて充電を行う必要があります。しかし、キャンピングカーを購入してから9ヶ月経過しましたが、一度も自宅コンセントから充電したことがありません。(旅先のRVパークで外部コンセントを使ったことはあります。季節は冬でしたのでエアコンとFFヒーターを同時に使って暖房しました)ソーラー発電480wをオプションで設置したので、帰路の走行充電とソーラー充電でほぼ満タンに近い状態です。その後は天気が良ければ、半日で満充電確実です。