いよいよ閉幕が近づいて大阪万博へ行ってきました。重い腰を上げました。10月入っていよいよ駆け込みの訪問者が増えるタイミングです。
前の大阪万博は1970年で私が小学生でした。アメリカ館で「月の石」を見るために2時間以上行列に並んだ記憶があります。でも「月の石」を見る時間は、遠くて高いところに展示されている石を数十秒だけでした。
今回の万博は会期末迫る10月1日(水)に訪問しました。
結論から言うと、「大変だったけど、行ってよかった。」
大変なのは、①ネットで予約すること ②とにかく人が多いこと です。
①ネットの予約は、訪問日の予約、パビリオンの予約、駐車場の予約、帰りのバスの予約と4つもあります。公式アプリが非常に使いにくく、不明点が多いので何度も失敗を繰り返してようやく訪問日時を予約できました。今回は会期末が迫っての訪問となったので、パビリオンの予約(2か月前,1週間前,直前の3回)はことごとく外れました。当日予約も試みましたが、入場したのが12:00だったので、こちらも予約できませんでした。早い時間に入場していれば、予約が可能だったかもしれません。駐車場の予約もネットですが、わかりづらくナンバープレートやETC番号の登録が必要でかなり面倒です。このとき帰りのシャトルバスの予約を促されて21:00に予約を入れました。結果的にこれが良かったです。あとからでも予約できますが、予約が埋まってしまうことがあり、「帰れない事態」が発生します(結果的にはタクシーで帰ることになります)。
②私たちが訪問した10月1日は来場者数213,000人ということでした。かなり多い数です。過去最高の入場者数は225,000人くらいだったので、それに近い数字です。会場内を自分のペースで歩くことはほとんどできません。パビリオン入場も長い行列で、とても並ぶ気にはなりませんでした。どこもかしこも長蛇の列で、食事もできる場所はありますが、やはり長い行列です。会場に入る前にコンビニで調達したおにぎりやパンで昼食としました。唯一長蛇の列に並んだのが、公式グッズを販売しているお店でした。すごい行列でしたが、30分足らずで入店できました。でも中は人でごった返し。商品を選んでいる余裕はありません。これだと思ったものを手に取ってレジ待ちの列に並ぶだけ。かなり疲れます。夕方20時を過ぎてくると少し人の数が減ってきました。このチャンスを利用して並ばずにパビリオンに入ることができました。「未来の都市」パビリオンです。西ゲートのさらに奥にあるパビリオンで、日本企業が創る未来の都市を表現しているパビリオンです。これが非常に良かった。
2025大阪万博に行ったことはよかったです。楽しかったんです。大屋根リングの上や下を歩いていろいろなパビリオンを外から見ているだけでも楽しいのです。大屋根リングは見た目以上に迫力があり、よくまあ建てたもんだなあと感動しました。予約が全く取れていませんでしたが、それを楽しむつもりで行ったので十分満足できました。会場は天気も良く暑い日でしたが、風は秋色で心地よく過ごすことができました。もちろん日の当たるところは暑いですよ。そんな時はあまり待ち時間がないパビリオンに入場してクールダウンしました。会場の風景はこんな感じ。
お昼12時から入場して21時前まで9時間近く楽しみました。結構疲れます。2万歩以上歩きました。
会場の至る所で見ることができる「みゃくみゃく」。色々あったのでコレクションしてみました。
ひとつやってしまったことがありました。それも会場に到着する前の話です。駐車場の場所を間違えました。これだけは絶対やってはいけないことと注意していたはずでしたが、予約してない駐車場に行ってしまいました。理由は自分でもよくわかりませんが、間違えていることだけは事実です。万博に一番近い「舞洲A」の駐車場に到着して入り口でQRコードを読ませても、ゲートが開きません。困っているとゲートにいた職員の方が飛んできてくれて、「これは予約した駐車場が違いますので入場できません」とのこと。予約した駐車場は「堺A」でした。私の携帯の画面を操作してヤフーの地図アプリで目的地を設定してくれたので、携帯ナビに従って、正しい駐車場を目指しました。ずいぶんと親切にしていただいて非常に助かりました。「ゲートのおにいちゃん、ありがとう!」
今回は時間にかなり余裕がある行動をしていたので、駐車場には時間的に無理なく到着できました。到着した時はまだまだ早い時間だったので、駐車場はがら空きでした。その後一番早いシャトルバスに乗り、会場へ11:00前に到着。12:00入場にちょど良い時間になりました。
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