ポータブル電源活用方法の拡張

少し前にポータブル電源の活用の幅を広げたいと思い、私が購入したポータブル電源Bulettiさんへメールで要望を出しました。管理アプリの機能アップです。タイマーによる動作制御ができるようにお願いしました。タイマー作動によって時間が来たらAC100V出力したり切ったりする制御機能です。メーカーからの返事はわりと早く来ました。「貴重なご意見ありがとうございます。検討します。」という回答でした。当たり障りのない断りの回答だと思いました。

自分で対応することにしました。そもそも私が考えているような機能を必要としている方がいるのかどうかもわかりませんので、個人で対応しようと考え、Amazonでタイマーの安価なものを物色しておりました。すると私の思っている商品に近いものを発見しました。金額も高価ではなく、手頃な価格です。製品としても有名メーカーの商品で安心が持てましたので購入することとしました。

某Panasonic製

この商品はタイマーで時間をセットすればセットした時間が経過した後に通電したり切電したりすることができるものです。当たり前のタイマー機能です。なぜタイマーを活用することがあるのかと疑問を持たれる方もいらっしゃると思いますので、私がなぜそう思ったかをお話しします。

わたし個人ではキャンピングカーを活用しての旅は、車中泊中心で考えています。しかもその車中泊もお金をかけないようにと考えていますので、道の駅や無料の駐車場をうまく活用したいと考えています。しかし、それだけでは長期旅をうまく過ごす事は難しいことも理解しています。ごみの処理や電気(充電量)の問題があるからです。そのようなときでもキャンプ場やRVパークを安価に使いたいとの思いがあるため、電源が必要ない時は電源無しのキャンプ場などを使うつもりでいます。

ちょっとわたしの車中泊に対する考えを話してしまい、よそ道に逸れてしましました。本題へ戻ります。私がタイマーを利用してポータブル電源を使いたい時をパターン化してみました。

パターン1 連続して長時間電源を使いたい(例えば、夏の暑い夜など一晩中(6時間以上)エアコンを使いたい時や車内にペットをお留守番させてエアコン稼働のまま長時間車を離れる時など)

ポータブル電源から3,4時間電源供給してそのあとサブバッテリーへ切り替えて使う。ポータブル電源を0%まで使い切りたくないためのタイマー稼働です。タイマーを3時間にセットしてコンセントを『切』側に入れる。(ポータブル電源をどれぐらい稼動させてから切り替えるかはポータブル電源の残容量と使用する電力量によって異なってきますので、自分の場合の目安数字として書きました。)

パターン2 サブバッテリーを中心に使ってその後ポータブル電源で補完したい(例えば、翌日走行充電を十分に期待できる時や翌日ポータブル電源の充電が積極的にできない時など)

キャンピングカー車中泊で次の日は移動日で結構走るときは走行充電がたくさんできるので、サブバッテリーをたくさん使ってポータブル電源を温存したい。タイマーを3時間にセットしてコンセントを『入』側に入れる。3時間後にはポータブル電源から電源供給してくれます。

パターン3 ポータブル電源を中心に使ってサブバッテリーを温存したい(例えば、次の日サブバッテリーが充電できそうにない時やもうすぐ旅が終了するので、翌日自宅でポータブル電源の充電ができる時など)

次の日ソーラー充電や走行充電ができないときは、サブバッテリーを温存して次の日に備えたり、もうすぐ旅が終了する場合は自宅で充電ができるのでそれを見越してポータブル電源から先に使ってしまっても良い。このパターンはよく考えたらパターン1と同じことになります。ですから、ポータブル電源の10%残しができる時間をタイマーでセットして『切』側に入れれば大丈夫です。

我が家では、サブバッテリーにしろポータブル電源にしろ100%容量を使い切ることはバッテリーに与えるダメージが大きいので避けた運用をしたいとの思いが、タイマーを活用する大前提です。サブバッテリーは50%残し、ポータブル電源は10%残しを目安に運用したいと考えています。そのためにはタイマーを上手く活用する方法は有りだと考えています。

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