博多のコインパーキングで車中泊していたので、時間を過ぎると料金がアップします。時間を延長しないように7時に起きて準備。8時前に駐車場を出発しました。ここから道の駅むなかたを目指します。道の駅までは一部博多の街中だけ高速を使ってあとは下道で。1時間かからずに道の駅に到着しました。この道の駅は地元で採れた魚が並ぶ評判の道の駅です。私たちもそれほどアテにしていたわけではなかったのですが、オープン5分ほど前になったら入口に行列が。3、40人ほど並んでます。慌てて並びました。私たちの後ろに並ばれた方が奈良県から来られたご夫婦でキャンピングカーで来られていました。私たちがパピちゃんから降りてくるところを見られていたようで、キャンカーの話を少し。昼から門司港の唐戸市場でふくを食べる予定の話をしたところ、お二人は昨日唐戸市場へ行かれたそうで、「会計するのに1時間ほどかかったので、大変ですよ」とおっしゃってました。今日は土曜日なのでもっとすごいことになるような気配を感じながらも行くしかないと決意しました。オープンと同時に沢山の人が売り場に入りました。鮮魚コーナーの冷蔵庫は私たちはたどり着いた時にはほぼ空に。売れ残っていたのは、三重では見かけないしかもかなり大きな魚ばかりで、家庭で料理するような魚ではない感じでした。浅漬け明太子とイカの一夜干しを購入してお土産としました。
次は道の駅を後にして宗像大社辺津宮へ参拝。ここは世界遺産なんです。辺津宮だけが世界遺産ではなく、「神宿る島」として沖ノ島、中津宮、新原・奴山古墳群などを含めて全体として世界遺産登録なんです。私は知らなかった。せっかく近くまで来たから参拝したいと考えて参拝に寄りました。こちらでも御朱印をいただきました。御朱印帳に直接書き込んでいただきました。今回の九州縦断で3ヶ所目の御朱印です。
次は門司港へ移動です。はじめに門司港唐戸市場へ行って、昼食にふくを食べよう。駐車場に入る交差点の辺りから渋滞が始まりました。キャンピングカーでも駐車できるか心配になりながらも渋滞の列に並んでいると、入口が見えてきました。高さ3mまで大丈夫です。パピちゃんは2.75mです。このまま駐車しました。御目当ての市場二階にある食堂「よし」へ行くとそんなに行列ではない。前に2組5人です。朝奈良のご夫婦から話を聞いていたので行列覚悟でしたが、そうでもなかったので一安心。それでも20分くらい並んだでしょうか。店内に入るとカウンターの席に案内されすぐに注文。私はふくふく定食、妻はよし定食。2人でシェアしていただきました。もっとフグ刺しが多い方が良かった、ふくの煮付け無しでいいから。ちょっと贅沢な昼食でした。
ふくを楽しんだあとは一階の市場を見て回りました。朝聞いたお寿司はここで買えるようでした。一貫200円以上していますが、きっと新鮮なネタでしょう。私たちはふくを食べたので、寿司は素通りです。他に何か良いネタはないかと散策しましたが、特に何も買わずで、キャンピングカーへ戻りました。駐車料金は360円。1時間ほど停めていたでしょうか。リーズナブルな料金でした。次は門司港レトロ。門司港の周辺を歩いて回ろうと思います。門司港はレトロな街並みが魅力で、煉瓦造りの建物があちこちに点在しています。
私はどうしても門司港駅に行きたかったんです。ここでどうしても撮りたい写真が有りましたので。それがこの写真です。実際の場所はもっといい感じなんですが、写真にするとなんか違って見えます。人のいないホームで時計と駅名看板と一緒に撮影したかった。この写真は1,2番ホームになります。実は3,4番ホームには時計がないんです。だから1,2番じゃあなきゃだめなんです。まるっきり人のいないタイミングも素晴らしい。もう二度と撮れないような写真です。
別に鉄道オタクではないですが、ついでと言ってはなんですが、九州鉄道記念館も見て回りました。懐かしい想い出の列車や風景がそこにありました。私も中学高校の頃に国鉄にお世話になって6年間通学していました。思い出にある列車もそこにありました。
結構沢山写真撮ってるな。(個人的感想)
続いて門司港付近をぶらり散歩。風が強くてびっくり。体感温度もかなり冷えてますが、せっかく来たので色々歩きました。ここでは焼きカレーを食べたくて、さっきふくを食べたばかりですが、頑張って食べちゃいました。美味しかったです。ここでは妻はバナナジュースを注文していました。このジュースが美味しかった。その後付近を散策するとバナナ押しが強い。なぜかわかりませんでしたが、帰って調べたらバナナの叩き売り発祥の地が門司港だとか。それでバナナ押し?
門司港を散策してあまりの寒さにとりあえずキャンピングカーに戻りました。時間はまだ16時過ぎ。今日はここで車中泊と考えていました。翌日からは高速移動で、途中で山口県錦帯橋、広島県で広島焼き、岡山県で桃太郎ジーンズ本店に寄りながら、自宅へ帰ろうと考えていました。しかし、九州縦断の目的は達成できたし、仕事始めで出社するには余裕を持ちたいし、うちの花や庭木も心配だということで、帰路に着くことにしました。門司から高速に乗って中国道、山陽道を使って奈良天理インターを目指します。そのあとは下道で三重の自宅へいつものルートで帰ります。今日は行けるところまで行こうと走り始めましたが、無理せず中国道美東SAにて車中泊。翌日はひたすら高速で移動と考えていましたが、高速道路から降りて道のソレーネ周南に立ち寄りました。高速降りてもETC2.0なら料金同じと案内があったので、試しに寄ってみた次第です。料金が本当に同じだったか定かではないですが、お昼ご飯をゲットしてまた走り始めました。順調に帰っていましたが、大阪で事故渋滞に巻き込まれ少しロスしましたが、自宅には19時ごろ到着しました。翌日はまだ休みだったので、自宅でゆっくりできました。長い九州縦断を無事終えることができました。めでたしめでたし。